明治期に撮影・プリントされたオリジナルの大判手彩色写真で、鶏卵紙の写真に着色され、横浜写真と呼ばれています。 "2 GRAND HOTEL. YOKOHAMA."。海上から海岸通り東端のグランドホテルを眺める風景。 以下、長崎大学古写真データベースの類似写真解説から 抜粋です: 海から海岸通りの東端を望む。中央の石壁の建物はグランドホテル旧館（居留地20番）。このホテルは写真家ベアトら数人が共同で所有する建物をグリーン夫人が賃借し、明治3年夏にオープンしたもので、6年にアメリカ人建築家ブリジェンスの設計で改築されたのがこの建物である。22年に株式会社組織となり、翌年フランス人建築家サルダの設計によって、隣接の18・19番に増築されたのが、写真の右手に写っている新館である。堀川の河口を挟んだ対岸、国旗用のポールの立っているのがイギリス海軍物置所、その向こうの桟橋をもつ敷地は太平洋郵船会社の貯炭所である。グランド・ホテルは横浜を代表するホテルに成長するが、関東大震災で倒壊した。 海外に持ち帰られた後に里帰りしました。26cm×20cm。状態：経年による軽い変色があります。画像上で判らない瑕疵があった場合は返品に応じます。